04/28/2025(Mon)
あと3日で新しい本の発売ということで、ちょっとドキドキしている。新しく本を作るときは、いつもこれでいいのかなあ、と思って緊張しているのだけど、今回は何せ25年分の詩をまとめたものにしたので、昔の自分の気持ちも今の自分が背負っている感じがして、ちょっと重たい気分でいる。読んでくださる方は勿論、そんなことは考えずに、ただ詩として読んでいただければ、と思う。
今回、さすがに全部の詩を読み返すことはできなかったので、なんとなく気になったタイトルのものを読んでみて、その中から本に載せるものを選んでいきました。読んでいく中で、だんだん選ぶ基準ができていって、今回は「自分」「世界(社会)」「他人」という大きく言えば3つの括りで選びました。選んでみた、とか言っているけれど、結局私はいつもこの3つを中心に詩を書いてきたなあ、と改めて感じました。まあ、だから、昔も今も、どの詩を読んでみても、あんまり違和感がないというか、1冊の本として成り立ったのかな、とも思います。
4月が終わって、これから本を見てもらう機会を作っていくわけだけど、どうにもこうにも人前が苦手なので、ちゃんとできるかなあ、と今から心配である。とりあえず、6月の盛岡でお待ちしております。
04/23/2025(Wed)
ようやく新しい本が出せます。ホームページでも、家でじっとしているときも、私はいつからか詩を書いてきました。その行為がポエマーだとか呼ばれても、感傷的な厨二病だとか言われても、とにかくそんなことを20年以上続けてきて、続けてきたなりの形として出してみようと思います。
本のタイトルは「偽善で祈る」です。
20年という月日の中で、端的に言えば、いろんなことがありました。それは、私の生活であったり、環境であったり、世界の変化だったり、他人の言動だったり、そういう様々の中で、私の心情はゆらゆらと揺れて、振り回されたり、頑なになったりしながら、抑えきれない何かを、ちょっとずつ詩にしてきたように思います。
20年以上書きためた詩を今回、改めて読み返してみたのですが(全部ではない)、根っこの部分は相変わらず変わらないなあ、と思いつつも、2011年の震災の時点から、明らかに詩の書き方が変わっているようにも感じました。どうしようもできないものに対して、どう向き合えばいいのか、いまだに答えは出ないけれど、答えが出ないなりの言葉を尽くすしか私にはできない、と思っています。
なんとなくそんなふうに思い、本の表紙や本文中の写真には、私が撮った海の写真を使うことにしました。海を見にいくとき、私は少しだけ躊躇するし、覚悟のようなものもします。それでも、凪いでいる海の向こうを想像するとき、私は何故か自分の心が平らかになって、この陸地にいる人も、海の向こうにいる人も、みんな幸せであれ、と大それたことを願うのです。
ちなみに、表紙の写真は北海道の稚内から見えた海、本文途中の写真は五能線に乗っているときの日本海、本文最後の写真はフィンランドからスウェーデンに渡る船に乗っているときの海、です。どれも旅先の海で、自分が住んでいるところから近い太平洋の写真ではないところが、自分が地に足がついていない感じもします。
こうして20年以上ホームページも続けてきて、そのまとめというような本を作れて、もうこれ以上やることもないかな、という気分になりました。もしかしたら、本を作るのはもう最後になるかもしれません。そのくらいの気持ちをこめて作った本になりました。今まで私の詩を読んできてくれた人たちみんなに、ありがとう、という精一杯の気持ちです。
今後、本に関してのイベントとしては、
2025年6月15日(日) 文学フリマ岩手
2025年8月24日(日) 文学フリマ札幌
2025年9月某日 東京のイベント(未定)
来年、今まで行っていないところのイベントに参加できそうならして、その後は少しお休みしようかと考え中です。
オンラインの本屋は
http://kumano1009.booth.pm/items/6834518
にて、2025年5月1日より発売です。
04/05/2025(Sat)
4月ですね。数年前に突然発症した花粉症に、毎年のことながら悩まされております。というか、病院で検査もしていないので、花粉症かどうかも怪しいのだが。まあ、この季節に目が痛くて、鼻がぐずぐずして、くしゃみが出る、ということは、花粉症なのだろう。ドラッグストアで買ってきた薬を毎日飲んで、とりあえず過ごしている。花粉症なのかどうかもわからずに飲んでいるので、本当に効いているかはわからない。
なんだかすごい疲れた気持ちになり、ツイッターをやめようか悩んだのだけれど、一応の連絡先としてツイッターを活用している手前、消すことはできないよなあ、となって、更に疲れた気持ちになっている。唐突に、全部消したい、みたいな気持ちになって、衝動的に本当に消す癖をやめたほうがいい、と昔から思っているのだけど、どうにもこうにも…すいません、消します。
そういう自分が唯一消していないもの、と考えると、このホームページなのだな、と思う。もう誰も見にきていないだろう、と思いつつも、それでも続けているのは、ただ私が書いて残しておきたいだけ、という単純な気持ちにすぎない。
詩も小説も、誰も見ていないし読んでいない確率の方が高い。どこかで細々と発表していれば、誰かは読んでいてくれるものだ、ということをSNSで見かけたのだけれど、そんな淡い期待を持つほど、私はできた人間ではない。もう誰も読んでくれていないのに、何故書くのだろう、といつも思っている。いつでもどこでも書ける人間ではないし、必ずしも書かなければならないという人間でもない。それでも、何故か書く。何故書くのか、誰かに教えてほしいくらいだ。
03/30/2025(Sun)
1つ前の雑記が1月の終わりだったということに気付いて、衝撃を受けている。ここを見にきてくださる方がいるのか不明だが、大変申し訳ない。
ここ2か月は、新しい本を作るため、試行錯誤していた。最近はパソコンに1時間くらい向き合っているとだいぶ疲れるようになってきたのか、本の作業がひと段落すると、すぐに電源を落としてしまい、「あ、また雑記の更新を忘れた。」ということをくり返していたのだ。
ということで、新しい本作りも、ちょっと終わりが見えてきたということで、雑記を更新している。たぶん、5月にはできあがるのではないか、と思う。結構力を入れて、頑張ったと思うのだけど、私がいいと思っても、誰かがいいと思うわけでもないので、何とも言えない。とりあえず、詩の本ができます。
そういえば、ちょっと前にも本を作ったのだけれど、詩とか小説の本ではないから、特にここに書いていなかった。縄文遺跡をぶらぶらするというフォトエッセイみたいな本も作りました。興味がない人にはどうでもいいような本だと思うけど、やたら旅に出て写真を撮っていたので、好きな気持ちをぶつけてみた。結構面白いと思うので、よかったらどうぞ。
今年のイベントの予定としては、
6月15日(日) 文学フリマ岩手
8月24日(日) 文学フリマ札幌
に出ようかなあ、と思っています。もう1つ、東京のイベントに出ようかどうか、悩んでいるところではありますが、未定です。もし直接購入したいという奇特な方は、盛岡か札幌にお越しください。腹痛で苦しむ私に会えると思います。
01/28/2025(Tue)
気付いたら、もう1月が終わる。早いな。こうやって2025年もあっという間に終わるのか(始まったばかりですぐこういうことを言う)。
2025年始まってから、なんだかざわざわしているなあ、という世の中だけれど、自分もざわざわしないように、マイペースでいきたいものだなあ、と思う。こういうぼんやりしたことを言っているから、何も始まらないんだろうなあ。そういう人間も必要だと思いたいものだ。
最近肩こりがひどいせいか、頭痛が多い。この前は唐突に吐き気に襲われて、このまま倒れるのか、と思ってしまった。脂汗がすごくて、ビックリした。頭痛がないときは平気だから、ちゃんと体動かさないといけないね。
01/03/2025(Fri)
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
大晦日も正月も仕事で、まったく年が明けたという気分にはなっていないのだが、どうやらもう2025年らしい。恐ろしい。今年はどうしていこうかなあ、とあまりまだ考えていないのだけれど、文学フリマ岩手には出ようと思っているので、本を1冊くらいは作ろうかと思っている。まだ思っている段階である。頑張る。
正月休み気分を盛り上げるため、箱根駅伝を見ている。今のところ、私の中で一番盛り上がったところは、教授による給水である。
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